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  1. 中区で店舗を借りるなら?賃料の相場と人気エリアランキング

中区で店舗を借りるなら?賃料の相場と人気エリアランキング

2025.01.07コラム

中区で店舗を借りるなら?賃料の相場と人気エリアランキング

はじめに

名古屋市中区は、飲食店や美容室、雑貨店などの出店希望者にとって非常に人気の高いエリアです。
ただし、エリアごとに物件の家賃水準が大きく異なるため、事前に「相場感」をつかんでおくことが大切です。
この記事では、中区で店舗を借りる際の賃料相場と、人気の高いエリアをランキング形式で紹介します。

1. 中区の賃料相場はエリアで大きく異なる

中区全体で見ると、店舗の坪単価(1坪あたりの賃料)は約1万5千円1.5万〜4万円程度 が一般的です。
しかし、立地条件や人通りの多さによって金額は大きく変動します。
たとえば、以下のようなイメージです。

•栄エリア … 人通りが非常に多く、坪単価は3〜4万円台が中心。ただし大津通沿いの路面店は5~8万円になることも。
•伏見エリア … オフィス街で安定した需要、坪単価は1.5~3万円前後。
•大須エリア … 観光客・若者層が多く、坪単価は2〜4万円前後。
•金山エリア … 総合駅があるため交通利便性が高く、坪単価は1.5~3万円前後。
このように、同じ中区でも「集客力の高さ」と「家賃の高さ」は比例する傾向にあります。

2. 人気の高い中区エリアランキング

実際に店舗を借りる際に人気の高い中区エリアを、出店者の傾向から見てみましょう。

第1位:栄エリア
名古屋を代表する繁華街で、昼夜を問わず人通りが多く、ブランド・飲食・美容のすべてで人気です。

第2位:大須エリア
商店街がにぎわい、カフェやスイーツ、雑貨店などの個性派店舗が集まるエリア。SNS発信との相性も抜群です。

第3位:伏見エリア
オフィス街として安定した客層があり、ランチ需要やサラリーマン向け業態に適しています。

第4位:金山エリア
総合駅がある名古屋の“第二のターミナル”。人の往来が多く、年齢層も様々です。

3. 立地条件で変わる賃料の目安

物件の賃料は単純に「エリア」だけでなく、建物の条件や通り沿いかどうかによっても変わります。
目安として、以下のように考えると分かりやすいでしょう。

•代表的な大通り沿いの路面店:エリア内でも最も高水準。視認性・集客力が抜群で、ブランドや飲食チェーン向き。
•メイン通り沿いの路面店:標準的な相場帯。歩行者も多く、バランスの良い立地。
•サブ通り・一本裏の路面店:大通りよりやや抑えめ。地元密着型やリピート客中心の業種に適する。
•2階:路面店よりは安め。看板や動線がしっかりしていれば集客も見込める。
•2階以上・奥まった立地:賃料は抑えられる。予約制や目的来店型業種に向く。

人通りの多い立地ほど家賃は上がりますが、その分集客力も高く、早期の黒字化を狙いやすくなります。

4. 中区で店舗を探すときのポイント

・物件の立地条件(通行量・駅からの距離・視認性)を数値で比較する。
・坪単価だけでなく、共益費・保証金・契約条件 も確認する。
・開業目的に応じてエリアを選ぶ。
たとえば、初出店なら「家賃を抑えて様子を見る」戦略も有効です。
大須や丸の内のようなエリアでは、初期費用を抑えながらも集客を確保しやすい物件が見つかります。

まとめ

名古屋市中区で店舗を借りる場合、坪単価の目安は1.5万円〜4万円前後です。
エリアごとの特性を理解し、ターゲット層とコストバランスを考えて立地を選ぶことが重要です。
中区はどのエリアにも特色があり、業態に合わせて物件を選ぶことで成功確率を高められます。

開業前のヒント

賃料は「高い=悪い」ではなく、「投資対効果」で判断するのがポイントです。
開業初期から安定した売上を見込むなら、人通りの多い立地への投資も検討する価値があります。

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